【くりつる】同人誌用紙まとめ

本文用紙は可読性重視で、真っ白じゃなくて軽い紙を選んでます。

『恋は回り道』

印刷所:おたクラブ
表紙用紙:キュリアスIRパール 146kg
本文用紙:書籍用紙 70kg
遊び紙:前後/ミランダ100kg あい
目次、章扉:表紙にあわせて濃いめアルコールインク系の異なる画像を使用

一度アルコールインク系の表紙を使いたく、内容的にも合いそうだったので背景素材を選択。
「恋」からの連想で濃いめピンクの案もあったが、もうちょっと思い悩んでる感を出したくて紺色に落ち着いた。
「失敗は回り道、行き止まりの道ではありません」という言葉をタイトル元ネタにしたので、表側に「恋は回り道」の英訳を裏側に「行き止まりの道ではありません」の英訳を入れた。
タイトルの漢字はフリーフォント「えり字」を利用したところ、常用漢字じゃない「倶」「伽」「鶴」の3文字がなかった。仕方ないので別の文字からパーツを組み合わせて作ったが、地味に大変だった。
用紙は上品なパール系が良かったので、キュリアスを使用。「パール」と「ホワイト」の2種があり、「パール」の見本紙は家にいくらでもあったんだけど「ホワイト」が見つからなくて苦労した。結局青みがかってる方がいいなと思い「パール」を選択。
遊び紙は表紙と色合いを揃えてかつ光らせたかったので、みんな大好きミランダを使用。


『怒った恋人も可愛い!』

印刷所:HOPE21
表紙用紙:マーメイド ナチュラル135kg
本文用紙:ナチュラル
遊び紙:なし
目次、章扉:シンプルだけど要点は掴んでるはず。タイトルをつける努力は放棄した。

タイトル文字を2色に色分けしてバーンと大きくタイトル入れるデザインがやってみたかった。フォントは「しろくまフォント」
長方形だとタイトルいれても余白が生まれるのでなんちゃって帯デザインにして内容を記載した。裏にはタイトルテーマの「怒」を含む部分を本文抜粋。
配色が苦手なので『かわいい色の本』を参考にしました。最初に作ったのは色がぼやけてたのでボツにした。
用紙は凹凸のあるエンボス紙が良かったのでマーメイドを使用。
全体的に手に取りやすいポップな感じを目指した。


『月のかげ』

表紙絵:なこ様(@na22ko9

印刷所:HOPE21
表紙用紙:新星物語パウダー180kg
本文用紙:ナチュラル
遊び紙:前後/TS-1 紺(タントセレクト)
目次、章扉:月食の遷移をモチーフにデザイン。表紙タイトルにあわせて章タイトルも作字して頂きました。オマケページも含めてとても気に入ってる。

用紙は静かに輝く感じが良かったので、新星物語を使用。表は色の濃い部分が多く加工が沈むので、裏面にも加工が施されているのが良かった。
遊び紙は選べればミランダのあいとか新星物語のインディゴとかにしたかったものの、セットにないのでタントを使用。落ち着いた雰囲気になったのでこれはこれで良かった。


『白は純情』

印刷所:おたクラブ
表紙用紙:キュリアス メタルホワイト 215㎏
本文用紙:書籍用紙 70kg
遊び紙:前のみ/クラシコトレーシングFS 約80kg
目次、章扉:ページ数削減のためになし

基本的に『恋は回り道』と方向性を揃えた。
アルコールインクの背景は色みが白めにになるよう調整してる。
用紙が同じキュリアスシリーズだけど違う紙なのは、異なるセットで選べる用紙が違ったため。
遊び紙は選べればミランダのホワイトでも良かったのだが、ないのでトレペを使って透明感を演出。


『年齢性別性癖闇鍋本』

印刷所:HOPE21
表紙用紙:シャインフェイスゴールド180kg
本文用紙:ナチュラル
遊び紙:なし
目次、章扉:目次は『怒った~』と同系統の説明目次。章扉はページ調整が面倒だったのでなし。表紙と中身でフォントがややバラついたので反省している。

『怒った~』と同じポップな方向性にする案もあったものの、気軽に手に取られても困る(…)ので手に取るときに一瞬悩んでもらおうと方向性チェンジ。闇鍋を英訳すると「hotchpotch」らしく可愛いのでポップな方向性だったら使ってた。
性癖はそんなに闇鍋してないんだけど、タイトル的に3つくらい並んでた方がばえるのでこのタイトルになった。
色の濃い部分はあまり光らず、タイトル部分だけゴールドぽく光るかなと思ってシャインフェイスゴールドにしてみた。
フォントは「筑紫A見出しミン」と「ライラ」
最初はタイトル部分の背景を黒にしていたが、友人にホラーっぽいと指摘されて修正。修正の変遷を残しておく。


『愛はあまい』

印刷所:BRO’S
表紙用紙:キュリアスIR ホワイト 206.5㎏
本文用紙:美弾紙のヴェルズ
遊び紙:前後/色上質紙コスモス 中厚口 約70kg
装丁:特色(金インク)追加、スピンしおり(金茶)

色々なことをやったので詳しくはこちらにまとめてます。


今後くりつる本を出したら追記します。